親指サイズからの挑戦。パキポディウム・グラキリスの育成について


パキポディウム・グラキリス。人気の塊根植物です。
私の住む地域では中々お目にかかることはなく、長らく憧れの植物だったのですが…
週末恒例となっているホームセンター巡りをしていると小さいグラキリス達がたくさん!
早速、一株購入してきました!
この記事では現在の状態を記録しつつ、我が家での育て方を紹介していきます。
また今は親指サイズのグラキリスですが、今後どのくらいの期間で、どれくらい成長するのか、定期的に発信していければと思います。
パキポディウム・グラキリスって、どんな植物?
マダガスカルが原産。暑くて乾燥した地域に自生している植物で、塊根植物の仲間です。
パキポディウムはトゲのある幹が特徴的で、様々な形に成長するのが面白い植物ですが、その中でもグラキリスは特に人気があるのではないでしょうか。
現地から輸入してきた株は小型のもの(塊根径5〜10cm)でも樹齢は10年以上と思われ、一から立派な姿になるまで育てるとなると、かなりの根気が必要となってきそうです。

塊根植物とは(※個人的感想含む)
- 塊根植物とは、根や茎が水分を蓄えるために大きく肥大して塊状となる植物の総称。
- ぽてっとしたフォルムが個性的で、存在感抜群。
- 塊根部の形を愛でてしまう愛好家が後を絶たない。
- 希少種もあり、流通価格が高価なものが多い印象のため、購入するには気合いと覚悟が必要。
- 成長はゆっくり。すぐに大きくならないのは個人的にありがたい。
今の状態(親指サイズ)

今の大きさは親指サイズ。おそらく実生から1〜2年目の若い株です。
トゲは細く、柔らかいものが多い。触りすぎてトゲが全て無くならないよう注意。
葉っぱは細いのが一本。日に当てすぎて焼けないように注意。
お世辞にも良い状態とは言えない株ですが、これから大事に育てていこうと思います。
我が家の「グラキリス育て方マニュアル」
今のところ、この親指グラキリスを育てるために気をつけていることは2つです。
- 小さいうちは、しっかりと水をあげる。
- 日光は大好き。だが、ほどほどに。
小さいうちは、しっかりと水をあげる。
通常の(?)観葉植物を育てる時と同様、「土がしっかり乾くまで水をあげない」は大前提。
しかしまだまだ小さい株なので、しっかりと乾いたらすぐに水をあげています。
小さくて、状態も良くないので、それなりに成長してくれるまでは嫌われても過保護に育てると決めました。
日光は大好き。だが、ほどほどに。
日光についても、小さいうちは直射日光に気をつけます。
葉っぱがまだまだ薄く、すぐに焼けてしまう恐れがあるからです。
朝や夕方の気持ちの良い時間の日光浴だけにして、特に夏場の暑い太陽には直接当たらないよう注意して育てます。

もう少しガッシリと成長してくれたら、もっと伸び伸びとさせてあげますが。
今はまだ大切に大切にしてあげる段階かなと思っています。
購入してきた段階で元気の良い株ではありませんでしたが、この「親指グラキリス」がまずは足の親指サイズまで元気に育ってくれることを願います。