植物

はじまりの植物、ガジュマル|初心者でも育てられた理由

k_ushiro

こんにちは、ken_backです。今回はガジュマルについての記録です。

ガジュマルは我が家に一番最初に迎えた、とても思い入れのある植物です。私は様々な植物を育ててきて、たくさん失敗(枯らす)を重ねてきましたが、この子は今でも元気に育ってくれています。

なんといっても、めちゃくちゃ強い!

「これから観葉植物を育ててみたい!」と思っているかた、「でも、何を買おうか迷うな〜」と思っているかたにとてもオススメできる植物ですので、ぜひ最後までご覧ください。

はじまりは、ホームセンターの片隅で

植物なんて全く育てたことがなかった私ですが、何となく立ち寄ったホームセンターで運命的に出会ったのがガジュマルでした。

観葉植物にはあまり興味のないかたでも、ガジュマルの名前だけは聞いたことがあるのでは?

沖縄出身のアーティストの歌詞の中に登場してくるイメージ。私は学生の頃にMONGOL800の曲をよく聞いていたので、どこか親しみを感じたのかもしれません。

今まで名前しか聞いたことがなかったガジュマル。実物を見て驚きました。

「根っこ、ちょっと気持ちわる!」

しかし、少しの間じっと見ていると気持ち悪いと思っていた根っこもユーモラスに感じてきて、どっしりとした佇まいと不思議なフォルムに惹かれている私がいました。

値段は確か800円程度。はじめて植物を買う私には少しお高く感じましたが、衝動的に連れて帰ったことを覚えています。

ガジュマルって、どんな植物?

クワ科の常緑樹で、沖縄や東南アジアなどの暖かい地域が原産。

「多幸の木」とも知られており、幸福や繁栄をもたらす縁起物として人気があります。

また、沖縄の伝統的な信仰(琉球神道)では、自然物に神が宿るとされており、ガジュマルもそのひとつ。ガジュマルには「キジムナー」と呼ばれる精霊が宿ると信じられていて、子供のころから身近にある守り神のような存在となっています。

自然・神話・生活が一体となった、「木」でありながら「心の存在」でもある、ガジュマル。

このような情報を知っていると、育てる意味に深みが出てきて楽しいですよね。

ただ、我が家では容赦なくバッサリ剪定してしまいます。

ガジュマルが初心者にオススメの理由

ガジュマルが一番最初に我が家に迎えた植物で本当に良かった。

私が完全初心者の状態でも育てることができた理由を3つ紹介します。

ちょっとやそっとじゃ挫けない、強靭な植物。

ガジュマルが初心者にオススメの理由の一つ目は、その強靭さです。

結論、どれだけ間違った育て方をしても生き残ってくれる!

うしけん
うしけん

※大切に育ててくださいね!

初めて植物を育てようとするとき、育て方がわからず様々な情報を調べたり、様々なことを試してみると思います。

私も水をあげる頻度を変えてみたり、新鮮な空気を吸わせたいと外に出してみたり・・・

そんな私のワガママ育成にも我慢して元気に育ってくれました。

植物を育てることに慣れるための入門編として、ガジュマルは本当にオススメです。

成長速度が速いから、育てていて楽しい!

理由の二つ目は、成長の速さです。

せっかく植物を育てているんだから、成長を感じたいですよね!

ガジュマルは生育旺盛で、枝はどんどん伸び、頻繁に新芽を出し、たくさんの葉をつけてくれます。

ただし、根っこの部分は成長がゆっくりなので注意!

購入する時は、樹形(根っこの部分)が自分の好みの大きさ・形のガジュマルを選びましょう!

優秀なインテリア。手に入りやすく、生活空間に生命力を与えてくれる。

ガジュマルは、そんなに珍しい観葉植物ではありません。お近くのホームセンターのグリーンコーナーを覗いてみたら、おそらく何鉢も置いてあると思います。

価格としても高価ではなく、サイズもどっしりと大きいサイズから、小さめのかわいらしいサイズまで様々。

樹形もひとつとして同じものがなく、自分にドンピシャな姿のガジュマルを見つける楽しさもあります。また、ガジュマルは常緑樹で、基本的には年中緑の葉っぱをつけた姿でいてくれるので、生命を感じることができます。一緒に生活しているという楽しさが得られますね。

そしてガジュマルの個性的な姿はインテリア性も高く、どのような部屋に置いても合うと思います。

部屋の新たな標準装備として、いかがでしょうか?

我が家の「ガジュマル育て方マニュアル」

我が家は育てている植物が多めなので、大体の株はざっくり管理です。

その中でもガジュマルは特に大雑把管理。なぜなら強いから。

(※大切に育てています!)

それでは我が家の「ガジュマルの育て方マニュアル」、以下ポイントです。

  • 水やり頻度は少なくてOK。
  • 日当たりは弱くてもOK。
  • 秋には剪定してスッキリさせてあげる。

それぞれのポイントについて、私が育てている中での見解を詳しく紹介します。

水やり頻度は少なくてOK。

家の中で観葉植物を育てる際の基本は、「土がしっかり乾くまで水をあげないこと」です。

心配で水を遣りすぎてしまうと根腐れの原因になり、逆にダメにしてしまうことになります。

我が家のガジュマルの具体的な水遣り頻度は、春・夏・秋は週一回、冬は2週間に一回。

土がしっかり乾いて、プラス3日経つまで待つイメージ。

(※株や鉢の大きさや環境によって土が乾くスピードは異なることに注意!)

私の肌感だと、木っぽいな〜と思う植物は基本的に水が足りなくて枯れてしまうことは少ないと思ってます。

日当たりは弱くてもOK。

我が家で植物を置く場所の基準は「日中に電気を付けないで、ストレスなく本が読める場所」。これが前提です。

ガジュマルに関しては、もちろん明るい所は大好き。でも、耐陰性かなり高いです。

そのため基本的には部屋の好きなところに置いていて、たまに明るい窓際などの特等席においてあげるようにしています。

秋には剪定してスッキリさせてあげる

剪定は年に1回、秋ごろに行っています。

剪定は春・秋の生育旺盛な時期に行うと良いと聞きますが、私は秋派です。

理由は、春にやりたくないから。だって、せっかく冬を乗り越えて春に成長するぞ!と息巻いているガジュマルを切れますか?私は切れません。

なので、夏のピークが過ぎた頃にビョンビョンに伸びた枝を労いの意味を込めて切ってあげています。

そして切った枝は土にぶっ刺しておけば、根を生やして育ってくれます。これぞ錬金術。

枝を刺して育てた中でも根っこがよく育ったひとつ。1年ほど経過。

いかがでしたでしょうか?

ガジュマルをきっかけに植物に興味を持ち、その後様々な種類の植物を育てるようになりましたが、この植物はずっと変わらず面白い。

少しでも興味を持ったかた、あなただけのガジュマルを是非とも探しだして迎えてあげてください。

きっと、生活の中にひとつ楽しみが増えますよ。

ABOUT ME
ken_back
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会社員
植物と音楽に支配された生活を送る、30代男性です。
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